
郊外に百武彗星を見に行ったら、またオーロラが見えました。北の低い空に出ていて、最初は雲と見分けがつかなかったのですが、急に動き始めて、低くカーテンのように広がったりしました。しかし、初めて見たのなら、オーロラだとは気がつかない程度の明るさでした。上がそのときの写真です。左下の地平線ぎりぎりにある明るい星は金星、その斜め左上、画面の左端ぎりぎりにすばるが見えます。この時はリバーサルフィルムを使いましたが、肉眼より色がはっきりと出ました。

この晩はすっきり晴れていたので、百武彗星も長い尾がよく見えました(写真上)。オーロラと彗星が同時に見えるとは、なんて運がいいこと。しかし、広角レンズを持っていなかったため、オーロラと彗星をひとつの画面に入れることはできませんでした。残念。

北の空低く、うす白いアーチのようでした。上の写真では緑っぽく見えます。その上に赤い部分がありますが、これは肉眼では気づきませんでした。夜11時(夏時間)ごろ見えはじめ、活発なオーロラにならないかなーと、しばらく見ていたのですが、ずっと同じ形のままでした。この日はよく晴れて、天の川も見えました。次の晩も晴れてはいましたが、オーロラは全く見えませんでした。

1996年のフィンランドのクリスマス切手はオーロラの絵柄でした。

午後11時過ぎ、タンペレでオーロラが見えました。北の空の低いところだけでしたが、色は緑から黄緑くらい、カーテン状から様々な形に変わりました。非常に動きが速く活発でしたが、活動が終わるのも早く、15分もすると消えてしまいました。 たぶんその真下、ラップランドあたりでは、きれいなオーロラが見えていたはずです。
なお、上の写真で手前に白く見えるのは凍った湖です。

タンペレで素晴しいオーロラが見えました。
この晩は天気がよかったので、ヘールボップ彗星を見がてら、車で5分ほどの北に開けた湖に行ったのです。フィンランドの緯度では、ヘールボップ彗星がひと晩中、沈まなくなっています。そこでオーロラも見えましたが、ぼんやりアーチ型で動かない、あまり面白みのないやつでした。オーロラは午後11時ごろ、もっとも活発になることが多いので、11時半ごろまで見ていましたがあまり変化がありませんでした。この状態が上の写真で、まん中あたりにヘールボップ彗星が見えます。
家に帰って、「たいしたことないけどオーロラ見えるよ」と妻に言ったら「見てみる」ということだったので、2人で家の北側の空地から見ていました。この時は、アーチ型がしだいに大きくなり、部分的に二重になっていました。12時過ぎになって、どんどん活動が活発になり、天頂まで波が押しよせるようにオーロラが広がってきました。カーテン状からさまざまな形に変化したり、点滅したり、それはすごいものでした。もうラップランド以来の絶叫状態。(^^;
「じゃあもっと視界のいい所へ行こう」ということになって、夜中の1時ごろ、寝ついた3才の息子をふとんにくるんで、車で 20kmほど離れた暗いところへ行ったのですが、さすがに色もよく見えるし、なにしろ動きが激しく、すごい感動ものでした。フィンランド南部であんなに見えることは、めったにないと思います。2時半ごろまで見てました。オーロラは夜半前に活発になることが多いので、危く見のがすところでした。アラスカ大のオーロラ予報は活発なオーロラを予想していたので、期待はしていたのですが、当たりますねえ。
左と真中の写真には、ヘールボップ彗星も写っていますが、広角なのでかなり小さくしか見えません。右の写真の人影は、オーロラを見ている妻です。
97年3月4日、前日は見えたし、オーロラ予報もまずまず、で期待したのですが、全く見えませんでした。
97年3月6日、この日も見えませんでした。ヘールボップ彗星はよく見えましたけど。
それにしても、オーロラはスライドの方が向いていると思います。露光不足でも色がよく出るし、やはり発光物は透過光で見た方がきれいです。
妻も暗いところへ行ってみたいと言うので、すでに眠っていた息子にしたくをさせて(ひどい親 (^^;)、一家で郊外の見はらしのいい所まで行きました。北の空から、ほとんど真上まで波が押しよせるように明滅するオーロラが何度も見えました。北の空の低いところは、すでに白夜で明るくなっていてよく見えないのが残念でした。
シーズン最後のオーロラでしたが、数えてみると5回見えたので、まずまずでした。